教員情報 |
イノウエ ナオミ
INOUE NAOMI 井上 菜穂美 所属 淑徳大学 看護栄養学部 看護学科 淑徳大学大学院 看護学研究科 看護学専攻 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2013/02 |
発表テーマ | カペシタビンによる手足症候群予防のための看護支援の現状-全国のがん化学療法CNに対する実態調査より-1 |
発表学会名 | 第27回日本がん看護学会学術集会 |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 石川県金沢市 |
発表者・共同発表者 | 井上菜穂美、森本悦子、加藤亜沙代 |
概要 | カペシタビンによる手足症候群予防のための看護支援の実態について、がん化学療法看護認定看護師を対象にアンケート調査を実施した。患者・家族へのセルフケア指導は、治療開始時・治療中ともに約9割が実施していると回答し、指導は認定看護師、薬剤師、外来化学療法室の看護師が多くを担っていたが、開始時と治療中を比較すると薬剤師、医師は減少していた。皮膚状態の観察は約8割が外来化学療法中に行なっているが、手・足の頻度は異なっていた。結果から、患者・家族に対するHFS予防のための看護支援は十分に行なわれていない実態が明らかとなった。外来診療・看護体制の見直しや、他職種連携の強化、統一された観察基準や記録ツール作成などの看護支援体制の充実が重要であることが示唆された。 |