教員情報 |
ヤマニシ テツヤ
YAMANISHI TETUYA 山西 哲也 所属 淑徳大学 総合福祉学部 教育福祉学科 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2007/11 |
発表テーマ | 体育科教員の役割-校務分掌(生徒指導部)に着目して- |
発表学会名 | 中国四国教育学会第59回大会 |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 於広島大学 |
概要 | 一般にいわれている教員の役割は,教科指導と生徒の人間形成であるが,体育科教員は保健体育科の指導に力を入れられる条件が整わず,生徒の規則の厳守や人間性の向上の指導に力を割かれてきたことが多いと考えられる。こうした現状は少なくとも教員としての仕事を果たす上で「正常」な状況にはないことは明らかである。そこで本研究は体育科教員の実態,想い,問題を解明することで,体育科教員が学校で果たしている役割を明確にすることを目的とする。 分析から生徒指導部での必要性は,生徒を力で押させ付けるだけでなく,厳しい指導が出来るからである。それにより学校組織(管理職,体育科教員以外の教員)から無言の要請があり,体育科教員が生徒指導部を主に担うようになっている。そして,体育科教員以外の教員・生徒は体育科教員が生徒指導部を主に担うのが当たり前であると感じ,体育科教員もまた,生徒指導部を担うことが当たり前であると感じるようになってきたことで,「生徒指導のエキスパート」として育成されている。 |