教員情報 |
ジン ノブヒト
JIN NOBUHITO 神 信人 所属 淑徳大学 総合福祉学部 実践心理学科 淑徳大学大学院 総合福祉研究科 社会福祉学専攻 職種 教授 |
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発表年月日 | 1998/09/26 |
発表テーマ | 集団間コンフリクトの認知的基盤 |
発表学会名 | 日本グループ・ダイナミックス学会第46回大会 |
学会区分 | 全国学会 |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 篠塚寛美 |
概要 | 本報告は、個人-集団不連続性に関する実験の報告である。個人-集団不連続性とは、集団間関係が個人間関係より競争的・敵対的になりやすいという現象である。この現象が、コミュニケーション などの集団内相互作用の産物なのか個人内認知の産物なのかを検討するため、実験では、全く同じ利得構造の状況に個人間関係という認知枠組みを与える条件と、集団間関係という認知枠組みを与える条件を設定し、各条件下における行動を比較した。結果は、集団へ所属意識を持った被験者は、集団間相互作用という認知枠組みをあたえられるだけで、競争的に行動することを示し、個人内認知のみで不連続性が生じている可能性が示された。 本人担当部分:研究立案・データ分析 |