教員情報 |
ヨシモリ タエコ
吉森 丹衣子 所属 淑徳大学 人文学部 人間科学科 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2009/08 |
発表テーマ | サイバー型いじめに関する意識調査 その2-自己肯定との関連からー |
発表学会名 | 第73回日本心理学会大会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 斎藤富由起・小野敦・守谷賢二・吉森丹衣子・飯島博之 |
概要 | Ybarra&Mitchel(2004)によって、サイバー型いじめは伝統的ないじめと比較すると,誰もが被害者になりやすいという点に特徴があることが示されたが,日本においてこの点を検証した研究はすくない。そこで本研究は川崎市・川崎市子どもの人権委員会(2008)で示された「自己肯定感の高い子どもは低い子どもよりも相対的にいじめの経験率が低いがサイバー型いじめに関する経験率は等しい」という先行研究に注目し,追試を行うとともに,サイバー空間における匿名性が「いじめ相談」ではどのような機能をもつか検討した。調査の結果,本研究においてもサイバー型いじめだけは自己肯定感の高低にかかわらず,等しい経験率がしめされ、相談においては,低群は高群と比較してインターネットの掲示板を利用している点に特徴が見られた。(第73回日本心理学会大会発表論文集p1290/本人担当部分:問題提起・目的・方法) |