教員情報 |
マキ ヒデコ
MAKI HIDEKO 槇 英子 所属 淑徳大学 総合福祉学部 教育福祉学科 職種 教授 |
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発表年月日 | 2006/05 |
発表テーマ | 園庭環境とのかかわりから幼児が獲得する力 |
発表学会名 | 日本保育学会第59回大会 |
学会区分 | 全国学会 |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 高梨智子・當銀玲子・中澤潤 |
概要 | これまで豊かな園庭環境の実現を目指して環境改善の実践を行ってきたが、本論では、幼児の姿を通して環境の評価を行う方法を提示する。幼児は〈自分〉〈ひと〉〈もの〉それらを囲む〈自然〉とのかかわりを深めながら成長することから、観察事例から読み取った「獲得した力」を、この枠組内の記号で示し、園庭環境がどのようなかかわりを深め子どもの発達にどのように寄与したのかを整理し、評価を行った。ここでは、前回の発表で課題となっていた完成したビオトープと過去に観察を行った土山について適用する。その結果、環境の教育的意義の違いが明確になった。環境改善の妥当性を、「獲得した力」の読み取りから検証するという本研究の分析方法は、本来評価者であるべき幼児が自己の学びや育ちを言語化しないことから有効であると考えられた。 |