教員情報 |
モモエダ トモコ
Momoeda Tomoko 桃枝 智子 所属 淑徳大学 総合福祉学部 教育福祉学科 淑徳大学大学院 総合福祉研究科 社会福祉学専攻 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2022/12/11 |
発表テーマ | 保育者養成校における日誌形式の比較検討Ⅱ ―養成校5校の保育所実習日誌に着目して― |
発表学会名 | 日本乳幼児教育・保育者養成学会 第3回研究大会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | オンライン開催 |
発表者・共同発表者 | 山下佳香 ・百瀬ユカリ・桃枝智子・新家智子・後田紀子 |
概要 | 養成校5校の実習時期、各養成校の日誌を具体的に示し、各養成校の日誌の教育的意味、望ましい実習日誌の形式について検討した継続研究である。検討の結果、5校の日誌の特徴からは、実習生に対して何を学びの重点(実習のねらい;目的)としているのかという、指導の方針が含まれていることがわかった。学生がより効果的に学ぶために、指導者が意識して日誌の記入に関する指導を行っていることも改めて確認できた。また、5校の実習時期(実習種別)がすべて異なり、それぞれの条件に応じて、学生の実態が異なることにより(年齢、実習体験の有無、文章能力の基礎が備わる時期の違いなど)、日誌の形式や指導法が異なってくることも明らかとなった。以上のことから、保育所実習日誌一つに注目しても、学生の実態(実習時期やそれまでの学びの過程等)に注目すると、日誌の形式を統一、限定することは、教育的にもむしろ非効果的であるのではないかとの考えに至った。 |