教員情報 |
タナカ トシオ
田中 寿夫 所属 淑徳大学 総合福祉学部 実践心理学科 淑徳大学大学院 総合福祉研究科 心理学専攻 職種 助教 |
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発表年月日 | 2017 |
発表テーマ | 中堅カウンセラーのIPR訓練体験に関する質的研究 -よりよい訓練方法の開発を目指した予備的検討- |
発表学会名 | 日本ヒューマン・ケア心理学会学術集会第17回大会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 共同報告者:田中寿夫・神信人 |
概要 | 対人プロセス想起法(以下、IPR)訓練の意義やその限界等の特徴を見出すことを目的に、2名の中堅カウンセラー(臨床経験、13〜14年)のIPR体験について予備的な検討を行った。両名に学部生を対象とした試行カウンセリングを実施させた後、その録画VTRを用いてIPR訓練を実施した。その際の体験について質的に分析した結果、中堅カウンセラーも田中・神(2016)と同様のIPR訓練の意義を体験していたことが示唆された。その一方で、映像に気を取られることで、各場面を振り返る際に生じる様々な感情等をじっくりと味わい切れず、その感情等を的確に言語化することの困難さが生じていたという、IPR訓練の限界に関連する体験も示された。 |