教員情報 |
ナガタ アヤコ
永田 文子 所属 淑徳大学 看護栄養学部 看護学科 淑徳大学大学院 看護学研究科 看護学専攻 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2009/11 |
発表テーマ | 地域医療における在住ブラジル人の通訳に関する課題 |
発表学会名 | 第29回日本看護科学学会学術集会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 千葉 |
発表者・共同発表者 | 永田文子, 濱井妙子, 菅田勝也 |
概要 | 通訳がいないことによる困難について18人の在日ブラジル人を3つのグループに分けてグループインタビューを実施した。約半数は10年以上日本で生活していたが、日本語による意思疎通ができない人は4人いた。日本語ができない人はいつも誰かをあてにしなければならないため受診が困難であること、通訳がいないことで受診拒否を受けたり、医師から必要最低限の情報しか伝えられていないと語っていた。一方通訳場面では、医師からの説明を全て伝えていない、間違って伝えているなど通訳者が入ることでも問題点も報告された。改善策として、医療のみではなく生活全般に関して通訳者が常駐するインフォメーションセンターを作ることが提案された。また、病状の説明を日本語で書いてもらえれば、近所や会社の人に読んでもらうことができること、ルビをふってもらえれば辞書やインターネットで調べることもできるのでお願いしたいと語られた。 |