教員情報 |
ヤマモト イサオ
YAMAMOTO ISAO 山本 功 所属 淑徳大学 コミュニティ政策学部 コミュニティ政策学科 職種 教授 |
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発表年月日 | 1995/09/23 |
発表テーマ | クレイム申し立て活動とアリーナ-「有害コミック」問題を事例に |
発表学会名 | 第68回日本社会学会大会 |
学会区分 | 全国学会 |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 東京都立大学 |
概要 | 「有害コミック問題」を事例に、構築主義の社会問題研究における「自然史モデル」並びに「パブリックアリーナモデル」に検討を加えた。「自然史モデル」はクレイム申し立て活動と公的機関のそれへの対応を機軸として社会問題過程のモデルを描こうとしたが、公的機関を特権的に位置づけることが妥当ではないと主張。また、「ささいな」問題であってもそのアリーナは莫大であるため、パブリックアリーナモデルが実現困難であることを明らかにした。クレイム主体・内容によってクレイムはメディア・議会といったアリーナに選択的に登場することを指摘し、社会問題の「制度化過程」の研究を示唆した。 |