クマキリ タク   
  熊切 拓
   所属   淑徳大学  留学生別科 留学生別科
   職種   講師
発表年月日 2020/11
発表テーマ アラビア語チュニス方言のVS構文による語りの構造化
発表学会名 第161回日本言語学会大会(オンライン)
主催者 日本言語学会
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 単独
概要 本発表は、アラビア語チュニス方言の、主語(S)が動詞(V)の後に現れるVS構文を取り上げた。有生物主語のVS構文が、出来事を述べるのに加えて、主語であらわされた登場人物を前景化し、場面を転換する機能を持つことを明らかにした。場面転換とは、聞き手に伝わるように語りを区切り、構造化することである。したがって、有生物主語のVS構文には語りの構造化という機能もあると考えられる。