教員情報 |
ミムラ チハル
三村 千春 所属 淑徳大学 総合福祉学部 実践心理学科 淑徳大学大学院 総合福祉研究科 心理学専攻 職種 助教 |
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発表年月日 | 2024/07/07 |
発表テーマ | マインドフル・イーティングが食の意識に及ぼす効果の検討 ―グループディスカッションの分析― |
発表学会名 | 第12回日本食育学会学術大会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 三村 千春,中坪 太久郎,牧野 晴美,中尾 友美,兵頭 保之,小嶋 佑介 |
概要 | 【目的】本研究では,管理栄養士と心理士の協働によって作成された「マインドフル・イーティング(以下,ME)プログラム」を実施し,参加者による終了後のグループディスカッションの内容について質的分析を行い,どのような食への意識の変化が生じるのか,探索的に検討することを目的とした。
【方法】女性11名(平均62.27歳,SD=13.42)が本研究に参加した。月に1回,1時間のプログラムを計3回行い,管理栄養士・心理士それぞれの視点からの情報提供と食に関するワークを行った。また,週1回のMEのホームワークが課された。3回のプログラムの終了後,参加者同士でグループディスカッションを行い,得られた音声データを逐語録に起こし,分析データとした。 【結果及び考察】KJ法(川喜田,1970)を用いて分析を行った結果,「噛む回数が増えた」,「バランスを探りながら無理なくMEを習慣化する」等のカテゴリーが得られた。本プログラムによる食の意識への効果として,負担が少なく習慣化しやすい形で健康的な食行動を促進できる可能性が示唆された。また,MEを実践していくことが,食べることの幸せを見出すことに繋がる可能性も推察された。 |