教員情報 |
タナカ トシオ
田中 寿夫 所属 淑徳大学 総合福祉学部 実践心理学科 淑徳大学大学院 総合福祉研究科 心理学専攻 職種 助教 |
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発表年月日 | 2021 |
発表テーマ | 初心者カウンセラーは対人プロセス想起法をどのように体験するか?-試行カウンセリングを用いた質的研究- |
発表学会名 | 日本心理臨床学会第40回大会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 共同報告書:田中寿夫・緒方淳 |
概要 | 対人プロセス想起法(IPR)を体験した初心者カウンセラー(臨床経験5年未満の臨床心理士5名)が、いかなる気づき等を得ていたのか、そして、特にその気づき等が生まれるプロセスとはどのようなものであったかについてインタビューし、質的分析を実施した。その結果、田中・神(2016)の議論と同様に、クライエントとのコミュニケーションのとり方や聴き方の癖などに対する内省が促進されている可能性が示唆された。また、新しい気づきを得るプロセスの中でも、VTR視聴に対する恥や抵抗感、自己イメージの揺れを乗り越えるためには、特に質問者の親身さが重要な役割を担っている可能性も示された。 |