教員情報 |
マキノ ミユキ
牧野 美幸 所属 淑徳大学 看護栄養学部 看護学科 淑徳大学大学院 看護学研究科 看護学専攻 職種 准教授 |
|
発表年月日 | 2008/08 |
発表テーマ | 看護技術教育における模擬患者活用の長所と課題 |
発表学会名 | 日本看護学教育学会第18回学術集会 |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 於つくば国際会議場 |
発表者・共同発表者 | 共著者:屋宜譜美子, 野崎真奈美, 小山眞理子,水戸優子, 間瀬由記, 大石朋子, 牧野美幸, 三浦由紀子, 蜂ヶ崎令子 |
概要 | 看護技術教育における模擬患者(以下SPとする)活用の課題を明らかにすることを目的に、看護系大学2年生13名を対象に、教育プログラムとして「脳梗塞により右半身不全麻痺の症状を有する72歳の男性患者」の事例に対し、ベッドから車椅子への移動・移送を行う技術演習を設定し、教育プログラムに参加するSPに対しては演技指導を行った。データ収集・分析方法としては、演技指導と援助過程の観察をもとにした研究者の会議録、学生の実施後の評価に関して半構成的面接逐語記録を質的に分析した。その結果、演技指導と演示内容の観察では、SPが介助を受け入れて体を委ねる演技の習得は個人差があり、練習により緊張が高まり更に脱力出来なくなる様子が観察された。学生の実施後の評価では、すべての学生からSPの演技がもたらす学習効果が認められた。しかし、SPの身長の高低、反応速度・了解の度合が学生の援助行動に違いをもたらしており、SPの反応をスタンダードに維持するための訓練・教育の必要性が示唆された。本人担当部分:共同研究につき本人担当部分抽出不可能 |