オノ アヤカ   
  小野 彩香
   所属   淑徳大学  留学生別科 留学生別科
   職種   講師
発表年月日 2015/06/29
発表テーマ 程度性を含む形容詞の意味処理過程に関する研究
発表学会名 日本言語学会第150回大会
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 共同
発表者・共同発表者 共著:田村彩香, 酒井弘
概要 ips & Turnbull (1980) はスケールの情報を持つ形容詞(例 : small) と持たない形容詞 (例 :straight) に着目し、心理言語学的観点から潜在的に自分の中に持っている知識で文を 処理するモデル (貯蔵モデル) と, 文を見たときに潜在的に自分の中に持っている知識と 比較をしてスケールの計算を行うモデル (計算モデル) を提案した。本研究では,自己ペース読文課題を用いてスケールの情報の有無に応じて計算モデルと貯蔵モデルのどちらが支持されるのか調査を行った。結果, 日本語でもスケールの情報を持つ形容詞で計算モデルが支持されることが示唆された。