イノウエ ナオミ   INOUE NAOMI
  井上 菜穂美
   所属   淑徳大学  看護栄養学部 看護学科
    淑徳大学大学院  看護学研究科 看護学専攻
   職種   准教授
発表年月日 2018/02
発表テーマ 終末期がん患者の質の高い在宅療養生活を促進するためのICT(情報通信技術)を活用した看護介入プログラムの評価
発表学会名 第32回日本がん看護学会学術集会
単独共同区分 共同
開催地名 千葉市
発表者・共同発表者 井上菜穂美、清原恵美、加藤亜沙代、水島史乃、小島操子
概要 終末期がん患者の質の高い在宅療養生活を促進するためのICT(情報通信技術)を活用した看護介入プログラムを検証するために、プログラム適用による事前事後比較の準実験的研究デザインにより、医療機関に入院中で在宅移行予定の終末期がん患者7名を対象として研究を実施した
。在宅療養生活上の苦痛・困難は経過とともに増大していたが、改善が見られるものもあり、対象者は介入により適切なコーピングを獲得していた。既存の評価尺度では、症状および日常生活の支障は介入前後で悪化傾向にあったが有意差はなく、QOL得点は心理的側面で緩やかな改善傾向にあり、実存的側面では変化はなかった。ICTを活用したタイムリーな助言や継続的な励ましは、QOLの維持・向上に寄与したものと考えられた。