教員情報 |
ミムラ チハル
三村 千春 所属 淑徳大学 総合福祉学部 実践心理学科 淑徳大学大学院 総合福祉研究科 心理学専攻 職種 助教 |
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発表年月日 | 2024/09/08 |
発表テーマ | 食べることの幸福の規定要因に関する予備的検討 ―大学生を対象として― |
発表学会名 | 第88回日本心理学会大会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 単独 |
発表者・共同発表者 | 三村千春 |
概要 | 本研究では,大学生における食の幸福に着目し,その規定要因について予備的な検討を行うことを目的とした。大学生92名(男性34名,女性58名)が調査に協力した。オンライン上のアンケート回収フォームにて匿名にてデータを収集した。質問項目は「あなたが“食べることの幸せ”を感じるために重要だと思うことはどんなことですか?」であり,自由記述にて回答を求めた。
KJ法(川喜田,1970)を用いて分析を行った結果,286のラベルが得られ,記述内容を吟味した上で分類を繰り返したところ,<食べる際の心構え>,<食べるものの選択>,<食べる時の状況>,<生理的な快楽>の4つが最終カテゴリーとして生成された。 今回抽出されたカテゴリーの中でも,味わって食べることや感謝することといった要因に関しては,心理学的介入によって変化させることが可能な要因であると考えられる。本研究の知見をもとに,食の幸福に着目した介入を行っていくことが今後の課題として挙げられる。 |