教員情報 |
タナカ トシオ
田中 寿夫 所属 淑徳大学 総合福祉学部 実践心理学科 淑徳大学大学院 総合福祉研究科 心理学専攻 職種 助教 |
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発表年月日 | 2024/09/28 |
発表テーマ | QUAMを日本語データ用にローカライズするための一検討:適応可能性及び課題の抽出とその対処法について |
発表学会名 | 日本人間性心理学会第43回大会 |
主催者 | 日本人間性心理学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 単独 |
概要 | 本研究では、対話的自己論に基づく質的分析法であるQUAMを日本語データに用いることで、その適用可能性及び日本語用にローカライズするための課題の抽出、その対処法について検討した。対人プロセス想起法訓練を体験したカウンセラーの語りについてQUAMを用いて分析し、その語りから対人間/個人内対話を通じた変容プロセスを描ける可能性があることや、一方で、日本語特有の主語が省略されるといった言語特徴から、その語りの主体を見失いやすくなることが指摘された。今後の課題として、以上の問題に対応できるようにコード化に関する手続きや第三者チェックといった仕組みに関する改良が重要になることを議論した。
田中寿夫 (2024). QUAMを日本語データ用にローカライズsるうための一検討:適応可能性及び課題の抽出とその対処について 日本人間性心理学会第43回大会プログラム・発表論文集, 138. |