教員情報 |
シノハラ ヨシコ
SHINOHARA YOSHIKO 篠原 良子 所属 淑徳大学 看護栄養学部 看護学科 淑徳大学大学院 看護学研究科 看護学専攻 職種 教授 |
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発表年月日 | 2023/08 |
発表テーマ | 妊娠期から子育て期に携わる看護職者とソーシャルワーカーとの連携に関する文献検討 |
発表学会名 | 第22回日本母子看護学会学術集会 |
主催者 | 日本母子看護学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 東京慈恵会医科大学 国領キャンパス |
概要 | 医学中央雑誌Web版を用いて、「母子」「子育て」「妊娠」「連携」「ソーシャルワーカー(統制語:チーム医療、他機関医療協力システム、地域社会ネットワーク、他部門連携)」をキーワードに検索した。122件の文献が検索され、うち10文献を分析対象とした。支援対象者の背景には若年妊婦、精神障害合併、未受診妊婦、DVなどがあった。支援内容には、情報共有や役割分担などをおこなうことに加えて、母子の心理・社会環境との関連を把握し、妊娠・出産に伴う生活課題の予測をすることなどがあげられていた。また、医療機関はソーシャルワーカーなどの専門職を介して、地域との円滑な連携を図れるように努めていた。一方で、課題としては、妊娠期からの生活に対する働きかけの不足や連携の開始時期、関係機関間におけるフィードバックの充実と情報の活用の必要性などがあげられていた。今後は、妊娠期におけるより早期の必要な支援開始とともに、連続的なソーシャルワーカーをはじめとする関係職種および機関のつながりの充実が求められる。 |