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教員情報 |
ミムラ チハル
三村 千春 所属 淑徳大学 総合福祉学部 実践心理学科 淑徳大学大学院 総合福祉研究科 心理学専攻 職種 助教 |
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発表年月日 | 2025/08/28 |
発表テーマ | Relationship between Mindful Eating Tendencies and Well-being among College Students. |
発表学会名 | 39th Annual Conference of the European Health Psychology Society |
学会区分 | 国際学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | Chiharu Mimura, Takuro Nakatsubo |
概要 | 本研究では,大学生の属性とマインドフル・イーティング傾向の関連について明らかにした上で,ME傾向と幸福感との間に関連が見られるか検証を行うことを目的とした。大学生160名(男性36.2%)がオンライン上の質問紙調査に協力した。
主たる分析結果は以下の通りであった。①大学生のME傾向は,性別や居住形態によって異なる。特に,1人暮らしの者よりも実家暮らしの者の方が,「空腹や満腹への気付き」が高い傾向にある(t(156)=-2.68,p<.01)。②ME傾向は,健康や幸福と関連している。特に,ME傾向のうち「食に対する感謝と気付き」および「空腹や満腹への気付き」の傾向が高いことで,幸福感が高くなる(t(158)=-2.90,p<.01;t(158)=-2.44,p<.05)。 大学生のME傾向は,性別や居住形態の影響を受ける。特に1人暮らしの者はME傾向が低下しやすい可能性がある。大学生においてME傾向が高いことは幸福や健康に繋がることからも,今後は1人暮らしの大学生などにMEプログラムの介入を拡げていく必要がある。 |