教員情報 |
シノハラ ヨシコ
SHINOHARA YOSHIKO 篠原 良子 所属 淑徳大学 看護栄養学部 看護学科 淑徳大学大学院 看護学研究科 看護学専攻 職種 教授 |
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発表年月日 | 2023/12 |
発表テーマ | 多様性の理解と包括性の在り方を考える 看護学実習プログラムの開発 |
発表学会名 | 第43回日本看護科学学会学術集会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | シンポジウム・ワークショップ パネル(公募) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 下関市 |
発表者・共同発表者 | 小川純子、坂井志織、永田文子 、篠原良子 、渡邉多恵子、穴水千尋 、氏原将奈 、鈴木茜 |
概要 | 「共生の精神」を軸にした実習プログラムのひとつである基礎看護学実習Ⅱ(地域で暮らす人々の共生)について発表した。「地域で暮らす人々の生活や価値観が多様であることに気づき、他者を尊重する必要性を理解し、看護専門職の基盤となる倫理感を涵養する」ことを目的に8日間の実習である。学生たちは、地域での実習・模擬患者体験・当事者との対話など、様々な価値観や健康状態の対象者と関わったこと、さらに各プログラムで自分の思いや考えを表出し、仲と共有することで、相互理解やより良い価値の創造につながっていた。また、実習期間を通じて、グループワークや日々の記録での振り返りをすることで、自己理解・自己承認にもつながっていた。さらに、グループワークを通して体験をまとめる中で、表現する力、お互いの意見を整理する力を培う機会になった。患者ニーズの多様化・複雑化に対応し、多様な場において多職種と連携して適切な看護実践ができる看護職になる基礎教育において、「多様性」に着目した実習は意義があると考える。 |