ヤマシタ サチコ   YAMASHITA SACHIKO
  山下 幸子
   所属   淑徳大学  総合福祉学部 社会福祉学科
    淑徳大学大学院  総合福祉研究科 社会福祉学専攻
   職種   教授
発表年月日 2018/09/09
発表テーマ 障害者本人を中心に、かつ本人と支援者たちとの共同により機能する支援の構造―ある重症心身障害者の地域生活から―
発表学会名 日本社会福祉学会第66回秋季大会
主催者 日本社会福祉学会
学会区分 全国学会
発表形式 ポスター
単独共同区分 単独
開催地名 金城学院大学(愛知県)
発表者・共同発表者 山下幸子
概要 本研究の目的は、意思決定支援を要する障害者が、地域生活を営むために必要な支援内容と、支援構造を明示することである。本研究では、複数の支援者による支援を受けながら地域で暮らす重症心身障害者に調査協力を得て、生活支援場面において意思決定支援がどのように行われるか、それは生活支援構造全体の中でどう位置づき機能するかを明らかにする。
 調査研究の結果、次の2つの論点を提示した。1点目は生活支援と切り離さない意思決定支援の議論の必要である。2点目は、生活に根差した意思決定支援は、障害者本人に合わせた柔軟な介護・支援体制が保障されてこそだと考える必要があることである。