ミムラ チハル   
  三村 千春
   所属   淑徳大学  総合福祉学部 実践心理学科
    淑徳大学大学院  総合福祉研究科 心理学専攻
   職種   助教
発表年月日 2025/09/19
発表テーマ The significance of mindful eating in the digital era
発表学会名 Open Mind Mongolia 2025
学会区分 国際学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 共同
発表者・共同発表者 Chiharu Mimura,Tomomi Nakao,Takuro Nakatsubo,Yusuke Kojima, Yasuyuki Hyodo, Josef Gohori
概要 デジタル社会の革新により,情報過多による取捨選択の難しさや,スマートフォンやテレビなどを見ながら食事をとるスタイルの増加など,食行動における新たな課題が生み出されている。マインドフル・イーティングは,食事中に生じる様々な感覚に意識を向けていくという取り組みであり,デジタル時代において,今一度食べることに向き合うという意味でも,重要な視点であると考えられる。
報告者らは,栄養士と心理士の協働による新しい介入マニュアルを作成し,ワークショップを開催した。ワークショップは,月1回,1時間のセッションで開催され,全3回の枠組みで実施された。自身の感覚に注意を払うMEに関するワーク(心理士担当),食事内容について考える栄養ワーク(栄養士担当),最後の振り返りおよび参加期間中のホームワークから構成された。
デジタル時代において,健康かつしあわせに食べていくためには,食事に向き合い,適切に意識を向けていく中で,無理のない範囲で食事バランスに気をつけていくことが重要であると考えられる。今後は,対象者の拡大や効果検証を行なっていく予定である。