教員情報 |
イノウエ ナオミ
INOUE NAOMI 井上 菜穂美 所属 淑徳大学 看護栄養学部 看護学科 淑徳大学大学院 看護学研究科 看護学専攻 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2019/06/21 |
発表テーマ | がん治療後の続発性リンパ浮腫患者に対する看護ケアにおける課題とニーズ-緩和ケア認定看護師へのインタビュー調査から |
発表学会名 | 第24回 日本緩和医療学会学術大会 |
主催者 | 日本緩和医療学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 神奈川県横浜市 |
発表者・共同発表者 | 井上菜穂美、前澤美代子 |
概要 | がん治療後の続発性リンパ浮腫患者に対する看護ケアにおいて緩和ケア認定看護師が抱える課題と支援ニーズを明らかにすることを目的として、リンパ浮腫患者の看護経験を有する緩和ケア認定看護師11名を対象に半構成的面接法によりデータ収集を行なった。質的帰納的分析の結果、緩和ケア認定看護師が抱える課題として〔リンパ浮腫ケアに関する自信がない〕、〔困ったときの相談先がない〕、〔施設内での連携が難しい〕、〔スタッフのリンパ浮腫ケアに関する意識が低い〕、〔施設外の専門職との連携が難しい〕等のカテゴリーが得られた。支援ニーズとして〔専門的な知識とスキルを獲得するための研修の充実〕、〔看護師が気軽に相談できる窓口の整備〕、〔患者ケアを継続できる連携体制の促進〕などが得られた。看護師が自信をもってリンパ浮腫ケアを実施できるような専門的な研修機会の提供や、利便性の高い相談窓口の設置、所属施設内外の人的資源の効果的な活用、所属施設内外の連携の促進などの必要性が示唆された。 |