ナカノ マサアキ   
  中野 正昭
   所属   淑徳大学  人文学部 表現学科
   職種   教授
発表年月日 2019/01
発表テーマ エノケン喜劇『最後の伝令』とF・キャプラ映画『陽気な踊り子』――軽演劇にみるアメリカ映画のアダプテーション――
発表学会名 早稲田大学演劇博物館演劇映像学連携研究拠点・公開研究会「エノケンの楽団と舞台・映画・レコード 栗原重一旧蔵楽譜から考える」
単独共同区分 単独
開催地名 早稲田大学小野記念講堂
概要 エノケンこと榎本健一主演の喜劇『最後の伝令』(榎本健一原案、菊谷栄脚本)は、日本喜劇史の名作として知られている。これまで同作は榎本ら日本人の手によるオリジナル作品だと思われて来たが、本論文の調査により、実際にはアメリカ映画『陽気な踊り子』(フランク・キャプラ監督)のアダプテーション作品だった可能性が高いことが判明した。本論文では両作品の共通性を検証し、これがアダプテーションだったことを明らかにすると共に、笑いを通じたアメリカニズムの受容の重要性を論じた。