教員情報 |
ジン ノブヒト
JIN NOBUHITO 神 信人 所属 淑徳大学 総合福祉学部 実践心理学科 淑徳大学大学院 総合福祉研究科 社会福祉学専攻 職種 教授 |
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発表年月日 | 2007/06/16 |
発表テーマ | 少数派の影響における寝返り戦略の有効性 |
発表学会名 | 日本グループ・ダイナミックス学会第54回大会 |
学会区分 | 全国学会 |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 松本良恵 |
概要 | モスコビッチの少数派影響の議論によれば、少数派は一貫した意見を述べ続けることで、多数派に影響を与えられるとされている。しかし、多数派の確信を揺らがせるのは、一貫して対立意見を述べる少数派の存在より、初めは多数派と同意見を述べていたのに、途中から対立意見へと変節した存在ではないだろうか。だとすると、最初は多数派と同意見を述べ途中から少数派意見へと寝返る戦略が有効だろう。このことを実験室実験によって検証したところ、多数派から少数派へ意見を変える者が存在し、それにより多数派が減少する場合、多数派の自分の意見への確信度が最も揺らぐことが示唆された。(論文集頁176-177) 本人担当部分:研究立案 |