ハラダ コウジ   
  原田 浩二
   所属   淑徳大学  看護栄養学部 看護学科
   職種   准教授
発表年月日 2022/08/06
発表テーマ 60.当事者(精神障がい者)参加型授業を受講した看護学生の共感性、自尊感情および当事者との距離感緩和の変化
発表学会名 一般社団法人 日本看護学教育学会 第32回学術集会
学会区分 全国学会
開催地名 (オンライン開催)
概要 当事者参加型授業で学生の共感性と自尊感情および距離感を緩和するかどうかを明らかにすることを目的に授業受講者79名に多次元共感性尺度(MES)、共感性プロセス尺度(EPS)、自尊感情尺度(SE)、精神障がい者に対する社会的距離、心理的距離を調査。有効数69人。MESは授業前、授業直後、授業1か月後の順に38.2、38.1、37.9(n.s.)、同順にEPS 118.1、121.1、121.1(n.s.)、SE24.7、24.7、25.3(n.s.)、社会的距離感9.96、9.06、9.13(<.001)、多重比較は授業前-授業直後(<.05)、授業前-授業1か月後 (<.05)。心理的距離感は10.33、9.13、8.45(<.001)、多重比較は授業前-授業直後(<.001)、授業前-授業1か月後 (<.001)。授業受講で社会・心理的距離感は緩和し継続された。共感性や自尊感情は横ばいで、1回の授業では効果がないことが推察された。