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教員情報 |
ミヤケ トシヒコ
MIYAKE TOSHIHIKO 三宅 俊彦 所属 淑徳大学 人文学部 歴史学科 職種 教授 |
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発表年月日 | 2013/03 |
発表テーマ | 東ユーラシアの出土銭 |
発表学会名 | 環東アジア研究センター学術講演会 |
学会区分 | 研究会・シンポジウム等 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
概要 | 新潟大学において行われた学術講演会にて発表した。まず中世の中国の一括出土銭の概要を示し、日本の一括出土銭と比較を行った。その結果両者の銭種組成が非常に類似していることを明らかにし、その一方で鉄銭や大銭が日本では出土しない点を指摘、日本に持ち込まれた銭貨は「銅の一文銭」であるとした。またベトナムとインドネシアの一括出土銭の状況を概観し、それらが日本の渡来銭受容と時期・内容とも似通っていることを明らかにした。これにより、中世の東アジアの銭貨流通は、大きな共時的な流動性を持っていたことを突き止めた。近世になると、今度は日本から中国へ銭貨が還流することを明らかにした。またベトナムやインドネシアの出土銭にも寛永通寳や長崎貿易銭が含まれていることを指摘、日本からの銭貨流出が東ユーラシア全域へ及んでいたことを明確にした。また中国銭やベトナムの銭貨も同様に東ユーラシア規模で流動していることを明らかにし、国や地域をまたいだ動きがあることを指摘した。 |