教員情報 |
クマキリ タク
熊切 拓 所属 淑徳大学 留学生別科 留学生別科 職種 講師 |
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発表年月日 | 2024/06 |
発表テーマ | アラビア語チュニス方言の語りにおける末尾の文について |
発表学会名 | 第168回日本言語学会大会 |
主催者 | 日本言語学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | (国際基督教大学) |
概要 | 本発表では、アラビア語チュニス方言(チュニジア)の物語の末尾に、どのような文が現れるかについて、主題の有無の観点から検討した。その結果、物語の末尾の文には、主題文と、独立した主語をともなわない無題文の動詞文である V 型(とくに w- 《そして》が付随する w-V 型)が多く現れること、無題文で動詞・主語の語順となる VS 型はほとんど現れないことがわかった。機能的な違いとしては、末尾の主題文は、物語に関するまとめ・教訓・コメントなどを述べるのに対し、w-V 型は物語の筋の展開の終着点を示す、というものであった。本発表では、前者を「まとめ機能」、後者を「終着点機能」と名づけた。 |