教員情報 |
ナカノ マサアキ
中野 正昭 所属 淑徳大学 人文学部 表現学科 職種 教授 |
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発表年月日 | 2020/12 |
発表テーマ | 侠客と興行――籠寅興行部の創業と展開―― |
発表学会名 | 国際シンポジウム「2020東亜大衆戯劇研究国際論壇「娯楽市場と芸態」」 |
主催者 | 主催:立教大学アジア地域研究所(日本)、共催:台湾国立台北芸術大学(台湾・台北市) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 立教大学・オンライン |
概要 | 国際シンポジウム
(概要)明治期に下関で活躍した侠客・保良浅之助が創業した漁業関連企業「籠寅組」は、企業経営を行った近代ヤクザの先駆とされる。その興行部門だった籠寅興行部は、大正期から昭和期に掛けてドサ回りと称された「大衆演劇」の全国興行化を実現し、地方から関西や東京へと演劇興行を展開することに成功した。特に戦時中は情報局の信頼を受け、松竹と提携を結びながら、「田舎芝居」と揶揄された大衆演劇の作品向上に貢献した。本発表では、これまで不明とされてきた籠寅興行部の創業と昭和戦前期の経営展開について、プログラム等の新資料を用いながら明らかにした。 主催:立教大学アジア地域研究所(日本) 共催:台湾国立台北芸術大学(台湾・台北市) |