教員情報 |
ヤマニシ テツヤ
YAMANISHI TETUYA 山西 哲也 所属 淑徳大学 総合福祉学部 教育福祉学科 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2009/11 |
発表テーマ | 不登校生徒における情意領域の変容-ソフトバレーボール指導の実践から- |
発表学会名 | 第3回 大阪YMCA研究フォーラム |
学会区分 | 研究会・シンポジウム等 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
概要 | 不登校生徒に有効である身体活動を活用し,教科体育(スポーツ)で「楽しさや,面白さ,充実感」を感じさせれば学習への意欲が向上し,自信に繋がり,自己肯定感の育成にも成ると考える。
よって本稿は,身体全身を使って活動する教科体育で,不登校生徒の情意領域がどのように現れるのかを明確にするとともに,集団スポーツによってコミュニケーション能力を育成し,生徒への教育効果を上げる。そして不登校に陥った生徒の指導法の端緒とすることを目的とした。 授業での生徒を取り巻く重層的な背景が明らかになっただけでなく,授業や,種目に対する生徒自身の語りや行為を時系列に沿って記述された実証的な記録であり,それにより体育授業における不登校生徒への指導の要点が明確となり,運動技能面と情意面は単独で高次へと変容しているのではなく,双方が関連し合いながら高次へと変容するのが示唆できた。 |