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教員情報 |
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シノハラ ヨシコ
SHINOHARA YOSHIKO 篠原 良子 所属 淑徳大学 看護栄養学部 看護学科 淑徳大学大学院 看護学研究科 看護学専攻 職種 教授 |
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| 発表年月日 | 2025/12 |
| 発表テーマ | 妊娠届出時の面談における問診票項目の実態と課題 -妊娠期から子育て期にわたる切れ目ない支援に向けて- |
| 発表学会名 | 第45回日本看護科学学会学術集会 |
| 学会区分 | 全国学会 |
| 発表形式 | ポスター |
| 単独共同区分 | 共同 |
| 開催地名 | 朱鷺メッセ |
| 発表者・共同発表者 | 篠原良子、渡邉多恵子 |
| 概要 | 【目的】
妊娠期から子育て期にわたる切れ目ない支援に向けて、妊娠届出時の面談で実際に使用されている問診票の項目を整理・分類し、その傾向と課題を明らかにすることである。 【方法】 研究対象は、全国の市区町村の保健センター188か所である。データ収集方法は、調査票を用いた自記式調査である。 【結果】 188施設のうち41施設で、かつ問診票の同封があった30施設を分析対象とした。 問診票における項目の総コード数1132を分析した結果、4つのカテゴリ、14のサブカテゴリを抽出した。コード数が相対的に多いのは、≪サポート(協力・相談)≫、≪過去の経験≫、≪嗜好品≫、≪メンタル≫であった。反対に数が少なかったのは、≪運動≫、≪睡眠≫、≪ウェルネス行動≫であった。 【考察・結論】 妊娠届出時の面談で使用している問診票は、妊婦へのサポート体制や妊婦の心理面にかかわる過去の経験、現在のメンタルヘルスの状況について確認する項目が多く、妊娠届出時から子育て期を見すえた視点がうかがえた。一方で、妊婦やその家族の日常生活を整える視点や家族の主観的なニーズ等の視点が不十分といえることから、今後検討する必要性が示唆された。 |