アソ ナミ   
  阿曽 菜美
   所属   淑徳大学  看護栄養学部 栄養学科
   職種   准教授
発表年月日 2011/09
発表テーマ 抗うつ作用を有する漢方薬の自己選択性とストレス状況に応じた行動特性との関連.
発表学会名 第34回日本神経科学大会
主催者 日本神経科学
学会区分 全国学会
発表形式 ポスター
単独共同区分 共同
開催地名 横浜
発表者・共同発表者 梁麗琴,染矢菜美,増田明,成清公弥,粟生修司.
概要 漢方薬である柴胡加竜骨牡蛎湯および加味逍遥散は抗うつ作用を有する.生物に,環境や個体の特性に応じてこれらを自己選択的に摂取する能力があるかどうか調べた.ラットに慢性ストレス負荷を行った際に漢方含有食の摂取量を測定した.ストレス前の柴胡加竜骨牡蛎湯摂取量は,ストレス前の活動量と正の相関を示した.また,慢性ストレス中の加味逍遥散摂取量は,ストレス後の活動量と正の相関を示した.この結果から,生体内外の状態に応じて,ラットが漢方を自己選択する能力を有する可能性が示唆された.データ解析・考察,ポスター作成の助言を行った.