教員情報 |
モリヤ ケンジ
MORIYA KENJI 守谷 賢二 所属 淑徳大学 教育学部 こども教育学科 職種 教授 |
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発表年月日 | 2008/09 |
発表テーマ | 高校生の居場所感に関する研究 その8―全日制普通科高校の学校の居場所感― |
発表学会名 | 第27回日本心理臨床学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 入交洋彦・斎藤富由起・守谷賢二・社浦竜太・山内早苗・奈良井庸子・森祐子・池田彩子 |
概要 | 本研究では,居場所研究の一連の研究として,「全日制普通科高校」に通う高校生を対象に,「学校での居場所感尺度」の作成と因子構造について追試的に検討を行った。その結果,1因子15項目の尺度が作成され,α=.949で,「自己肯定感尺度」との妥当性係数は,.322であり,十分な信頼性と妥当性を有していた。中学生の居場所感と比較すると,高校生の居場所感は1因子になるが,これは,高校生という発達時期は,「一般的かつ抽象的な他者とのつながり」から「同じ志向性を持った他者との具体的なつながり」へと変化する過渡期としての意味を持っている可能性があることが示唆された。 (担当:結果) 第27回日本心理臨床学会大会発表論文集(405頁) |