教員情報 |
ジン ノブヒト
JIN NOBUHITO 神 信人 所属 淑徳大学 総合福祉学部 実践心理学科 淑徳大学大学院 総合福祉研究科 社会福祉学専攻 職種 教授 |
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発表年月日 | 2008/11/23 |
発表テーマ | 社会的ジレンマにおける協力促進要因としての規範の過大視 |
発表学会名 | 北海道心理学会第55回大会 |
学会区分 | 全国学会 |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 小野田竜一・松本良恵 |
概要 | 社会的ジレンマにおいて二次的ジレンマ問題が回避されている理由として、人々がサンクションの実効性を過大視しているからというものがある。つまり、実際には成員によるコスト負担が不足し十分な効果を持たないサンクションでも、人々がその効果を過大視することで、十分な効果を持つようになると考えられるのである。本研究では、人々が認識しているサンクションの実効性が現実の実効性よりも大きいことを実験で検証した。さらに実験データから、そうした過大視の背景に、「サンクションを恐れて協力している人もサンクションがなくても協力している人と同じくらい非協力者を罰する」という誤った思い込みが存在していることが示唆された。 本人担当部分:研究立案 |