教員情報 |
イワサキ キクコ
IWASAKI KIKUKO 岩崎 紀久子 所属 淑徳大学 看護栄養学部 看護学科 淑徳大学大学院 看護学研究科 看護学専攻 職種 教授 |
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発表年月日 | 2008/10 |
発表テーマ | 死別後の家族の心残りや後悔の要因とケアについての一考察-遺族への面接調査から- |
発表学会名 | 第32回日本死の臨床研究会年次大会プログラム・予稿集 p256 |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | (虎石美保,近藤百合子,山本美和,岩崎紀久子) |
概要 | ホスピス病棟で家族を亡くした遺族のうち,入院中に十分な死別の準備が出来ず,死別後心残りがあった2名の対象者に対して,その心残りや後悔の要因を明らかにするために面接調査を行ったものである。その結果,夫に対して十分な世話が出来なかったことに対する後悔,夫の思いに応えきれなかったことへの後悔,ホスピス入院を決断するまでに夫に苦痛を与えてしまったことに対する後悔,夫婦としての関係性に対する後悔が明らかになった。このことから,発症からの治療経過にそった後悔の有無の把握をしながら家族の死別に伴う思いや感情の表出を促すことの重要性が示唆された。 |