教員情報 |
スズキ アカネ
鈴木 茜 所属 淑徳大学 看護栄養学部 看護学科 職種 助教 |
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発表年月日 | 2022/08/27 |
発表テーマ | 相談支援事業に携わる精神障害をもつピアサポーターが経験する困難とピアサポーターの活動を支える要因 |
発表学会名 | 第25回日本地域看護学会学術集会 |
主催者 | 日本地域看護学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 竹内葵和子, 嶋津多恵子, 鈴木茜, 野尻由香 |
概要 | 精神障害者のピアサポーターが経験する困難とピアサポーターの活動を支える要因を明らかにすることを目的に、半構造化面接を行った。ピアサポーターは【自身の力不足によって利用者への支援がうまくいかないもどかしさ】や【ピアサポーターを認めていない周囲の対応への戸惑い】によって,【ピアサポーターの存在意義を自覚できず立ち位置が定まらない苦悩】を抱え,【相談できる仲間が不足】していることで,これらの困難が助長されていた.一方で,困難を抱えながらも,ピアサポーター自身の努力や周囲の理解によって,【利用者への支援に力を発揮できるピアサポーターの状態】や,【ピアサポーターの存在意義を認める周囲の環境】をつくり,【ピアサポーターの存在意義を自覚】することができていた.また,【活動の中で自身の心の傷が癒される感覚】を得ることで,ありのままの自分でいることができ,ピアサポーターの自分ができる支援に価値があると感じていた.これらの要因がピアサポーターの活動を支えていた. |