教員情報 |
オオハシ ヤスシ
OHASHI YASUSHI 大橋 靖史 所属 淑徳大学 総合福祉学部 実践心理学科 淑徳大学大学院 総合福祉研究科 心理学専攻 淑徳大学大学院 総合福祉研究科 社会福祉学専攻 職種 教授 |
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発表年月日 | 2004/10 |
発表テーマ | 犯行体験の有無と供述の特徴-宇和島事件における無実の者と真犯人の供述比較- |
発表学会名 | 法と心理学会第5回大会予稿集 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
概要 | 無実の者が自白した後、真犯人が現れた事例の分析を通し、両者の自白の特徴を比較検討した。分析から次のような事実が明らかとなった。①無実の者の一貫した供述の内容には実際に本人が体験していなくても想像可能な内容が多かったのに対し、真犯人の供述には二次情報を含まない犯行供述が多かった。②無実の者では犯行それ自体より犯行後の行為に関する供述が多く、一方、真犯人の供述には犯行それ自体に関する行為の描写が多かった。③無実の者には無知の暴露が見られたが、真犯人には無知の暴露が見られず、秘密の暴露が見られた。以上のような質的差異が両者の間に見出された。 第5回大会予稿集 |