教員情報 |
アラクニ ケイスケ
荒邦 啓介 所属 淑徳大学 コミュニティ政策学部 コミュニティ政策学科 職種 准教授 |
|
発表年月日 | 2019/11 |
発表テーマ | 「『地方自治の本旨』と長の直接公選制」 |
発表学会名 | 日本法政学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | シンポジウム・ワークショップ パネル(指名) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 高岡法科大学 |
概要 | 本報告では、日本国憲法92条の「地方自治の本旨」にとって、長の直接公選制は不可欠なのか、という論点について扱った。すなわち、たとえば長の間接公選制などでは、「地方自治の本旨」にもとることになるのか、という論点である。これを考察するに際し、本報告では、憲法学者・佐藤功による解釈(長の直接公選制は不可欠である)を踏まえつつも、しかし、「地方自治の本旨」条項成立に直接寄与した法制官僚・佐藤達夫の戦後の動きを観察すると、かならずしも佐藤功のような憲法解釈を採用することは唯一の解釈とはいえないのではないかという問題提起ができる旨、指摘した。 |