教員情報 |
ヨコヤマ スゼリ
横山 寿世理 所属 淑徳大学 地域創生学部 地域創生学科 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2003/10 |
発表テーマ | 「記憶の共通性──アルヴァックスのベルクソン批判」 |
発表学会名 | 日本社会学会第76回大会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
概要 | アルヴァックスの時間枠組みは未来において選択されるかもしれない記憶内容として残存させることはできない。未来において選択されるかもしれないその残存がなければ、個人は永遠に社会に属せない。ベルクソンによれば、「反省の努力」によって、拘束的記憶=習慣的記憶の背後に、個人は非現実で潜在的に残存する記憶内容を認識する。この記憶内容は未来における個人拘束的な習慣となる。画一的な集合的記憶による拘束性を、まずはベルクソンの「反省の努力」によって理解することが不可欠である。
質疑において、ベルクソン「開かれた社会」の可能性について議論になった。 |