教員情報 |
ヤマニシ テツヤ
YAMANISHI TETUYA 山西 哲也 所属 淑徳大学 総合福祉学部 教育福祉学科 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2006/08 |
発表テーマ | 男女教習授業の可能性-教科体育の文献を中心に- |
発表学会名 | 日本学校教育学会第21回大会 |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 於広島大学 |
概要 | 保健体育科教員が,この新しい男女共習授業形態を研究し,工夫して高めていくことで,男女別習では高めることや得ることが出来ない社会性,道徳性,情操面,技能の向上等の教育的効果を生徒に与えることができるとともに教科体育の教育的価値も高めることができるのではないだろうか。そこで本研究の目的は男女共習授業形態の必要性やねらい,生徒の教育的効果や課題・問題等を文献から抽出・考察し,男女共習授業の実践での可能性を考える。 結果,共習授業は別習授業よりも生徒の身体面,運動能力面,健康面といった,一般的に認知されている体力だけでなく,道徳性,社会性といった「心の教育」にも効果をあげることが可能であり,教科体育の教育目標の多くを達成することができる。しかし,実際の指導では生徒の体力・能力をどのように高めるのかという問題より,如何に男女が一緒になり全力でプレーするかというようなポジティブな意欲を生徒に身につけさせることが大きな課題であり,今までとは違う指導意識の変革が必要であると示唆できる。 |