教員情報 |
ササベ サエ
雀部 沙絵 所属 淑徳大学 看護栄養学部 栄養学科 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2020/01/24 |
発表テーマ | BMI20未満群の耐糖能低下要因に関する横断的検討 |
発表学会名 | 第23回日本病態栄養学会年次学術集会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 京都市 |
発表者・共同発表者 | 雀部沙絵、福島光夫、谷口中、他 |
概要 | 日本の成人のうち約20%がBMI20未満といわれているが、低BMI糖尿病患者の耐糖能低下要因についての報告は少ない。そこでBMI20未満の群に注目し、インスリン分泌能とインスリン感受性について健康診断受診者の検査結果を用いて検討した。BMI20未満群全体の平均BMIは18.6でその半数近くがBMI18.5未満のやせに該当し、BMI20未満群のうち18%が耐糖能異常または糖尿病であった。BMI20未満の糖尿病患者では、BMI20-24.9(正常体重)の糖尿病患者と比べて負荷後血糖上昇は同程度であったが、インスリン分泌の明らかな低下が認められた。BMI20未満の糖尿病患者では、インスリン感受性は良好であるが、インスリン初期分泌能が低下しており、低BMI糖尿病患者の耐糖能低下要因としてインスリン初期分泌能低下が重要であることが示された。 |