スズキ アカネ   
  鈴木 茜
   所属   淑徳大学  看護栄養学部 看護学科
   職種   助教
発表年月日 2024/03/07
発表テーマ Mapping review of GRIT research in the nursing profession: a basic Survey for examining the GRIT structure of public health nurses
発表学会名 27th East Asian Forum of Nursing Scholar
学会区分 国際学会
発表形式 ポスター
単独共同区分 共同
概要 <目的>行政保健師のGRIT構造の検討に向け,看護職のGRIT研究の概要や動向を明らかにすることを目的とした。
<方法>23文献を研究対象とし,文献概要,研究目的,今後の研究課題に関する記述データを類型化し,マッピングレビューを実施した.
<結果>看護職のGRIT研究は,2019年以降に始まり,2022年以降急増していた.横断研究が主体で縦断研究や質的研究は公表されておらず,介入研究も僅かであった.研究実施国は韓国13件(56.5%)が最も多く,次いで中国5件(21.7%)であった.使用言語は英語17件(73.9%)が最も多く,次いで韓国語5件(21.7%)であった.臨床看護師を対象とした研究が主体で,看護管理者や他医療職を対象とした研究は僅かであり,保健師のGRIT研究は乏しかった.
<結論>今後は, 看護職のGRIT現象を探求する質的研究や,縦断研究,GRIT醸成プログラム開発などにより, 看護職のGRIT醸成に向けた研究の発展が急務である.本研究で得られた知見を基盤に,危機的状況下で公衆衛生看護を担う行政保健師のGRIT構造とGRIT醸成に着目した研究の推進が重要であることが示唆された.