教員情報 |
ササベ サエ
雀部 沙絵 所属 淑徳大学 看護栄養学部 栄養学科 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2020/05/30 |
発表テーマ | 若年者における習慣朝食欠食者の特徴 |
発表学会名 | 日本家政学会第72回大会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 高崎市 |
概要 | 国民健康・栄養調査結果では20歳代の朝食欠食率は最も高いが、朝食欠食の定義として菓子類、飲料のみ摂取した場合も含まれている。朝食欠食に分類される者のうち、朝にエネルギーを全く摂取していない者と、朝に菓子類・飲料のみでエネルギーを摂取している者を分類し、それぞれ朝食喫食者と比べてどのような特徴を有するか栄養摂取状況、身体特性、生活習慣について検討した。
そこで健康な大学生男女を対象とし、朝にエネルギーを全く摂取しない日が週に4日以上ある者を「真の欠食群」、国民健康・栄養調査で欠食として扱われる朝食の内容(菓子、果物、乳製品、嗜好飲料などの食品、錠剤による栄養素の補給、栄養ドリンクのみ)が週に4日以上ある者を「定義上欠食群」、前述に該当しない者を「喫食群」に分類し、比較した。 「真の欠食群」には16 %、「定義上欠食群」には24 %が該当した。「真の欠食群」の平均エネルギー摂取量は1600 kcal/dayを下回り、「定義上欠食群」および「喫食群」より低値であった。「真の欠食群」の平均BMIは「定義上欠食群」および「喫食群」に比べ低い傾向が見られ、BMI 20kg/m2未満の者の割合が高い傾向が見られた。 |