オオハシ ヤスシ   OHASHI YASUSHI
  大橋 靖史
   所属   淑徳大学  総合福祉学部 実践心理学科
    淑徳大学大学院  総合福祉研究科 心理学専攻
    淑徳大学大学院  総合福祉研究科 社会福祉学専攻
   職種   教授
発表年月日 2011/10/01
発表テーマ 一審裁判過程における科学鑑定および自白の扱い
発表学会名 法と心理学会第12回大会ワークショップ
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 単独
開催地名 名古屋大学
概要 本発表は、「司法事故調査」的事例研究への心理学的アプローチ(2)-足利事件における虚偽自白生成および発見失敗に科学鑑定が与えた影響を中心にーのワークっショップにおける発表である。足利事件一審の公判調書をもとに、検察官・弁護人・裁判官の陳述を時系列に沿って並べ直し、その変遷を分析するとともに、検察官と弁護人のやりとりを分析し、両者のコミュニケ―ションが適切になされていたかを検証した。また、3者の陳述の間に同一の事柄について描写の仕方に違い見られるか否かについて分析した。分析の結果、3者の力点・観点の違い、検察と弁護人のコミュニケーション不足、科学鑑定の一人歩きといった特徴が明らかになった。