ササベ サエ   
  雀部 沙絵
   所属   淑徳大学  看護栄養学部 栄養学科
   職種   准教授
発表年月日 2012/11
発表テーマ Clinical Characteristics of Asian Diabetes: In View of Insulin Secretory Defect and Insulin Resistance.
発表学会名 9th International Diabetes Federation western pacific resion congress and 4th Scientific meeting of Asian association for the study of diabetes
学会区分 国際学会
単独共同区分 共同
開催地名 Kyoto, Japan
概要 2型糖尿病はインスリン分泌不全とインスリン抵抗性が顕著化し、複数の要因によって発症する多因子疾患である。インスリン分泌不全とインスリン抵抗性の寄与度は民族により大きく異なる。日本人と欧米人において正常耐糖能(NGT)から耐糖能異常(IGF)、糖尿病(DM)の各群インスリン抵抗性、インスリン分泌能を比較すると、日本人では欧米人に比べてインスリン抵抗性の増大は少ないが、日本人では欧米人よりインスリン分泌能はNGTからDMに至るまで低値で、耐糖能異常の進展に伴い顕著に低下した。日本人の負荷後のインスリン分泌量は米国白人の約1/2であり、日本人糖尿病の病態はインスリン分泌不全を主体とするものであると考えられる。