タナカ トシオ   
  田中 寿夫
   所属   淑徳大学  総合福祉学部 実践心理学科
    淑徳大学大学院  総合福祉研究科 心理学専攻
   職種   助教
発表年月日 2004
発表テーマ 信頼の自己成就機能に関する探索的研究
発表学会名 日本社会心理学会第45回大会
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 共同
発表者・共同発表者 本人担当部分:実験実施、分析
共同報告者:田中寿夫・松島加奈・神信人
概要 相手に信頼されると、それに報いようとする信頼の自己成就機能が、どのような信頼に対して起こりやすいのかを実験室実験によって検証した。この実験では、信頼を、信頼する側の特性に帰属される信頼と、信頼される側の特性に帰属される信頼に分類して、それぞれの信頼がどれくらい報いようとする行動(=返報行動)を引き出すかを比較検討した。その結果、前者の信頼に対しては、報いようとする返報行動が生じにくいのに対し、後者の信頼に対しては返報行動が生じやすいことが明らかにされた。