教員情報 |
オオハシ ヤスシ
OHASHI YASUSHI 大橋 靖史 所属 淑徳大学 総合福祉学部 実践心理学科 淑徳大学大学院 総合福祉研究科 心理学専攻 淑徳大学大学院 総合福祉研究科 社会福祉学専攻 職種 教授 |
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発表年月日 | 2016/09/24 |
発表テーマ | 認知症高齢者の体験性の質的変化:日記の縦断的分析 |
発表学会名 | 日本質的心理学会第13回大会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 名古屋市立大学 |
発表者・共同発表者 | ◎田中元基・大橋靖史 |
概要 | 本発表では、認知症高齢者の日常的な体験性の変化に着目する。これまでの、認知症高齢者の体験性に着目した研究は、認知症になった時点から振り返った体験が中心に扱われ、縦断的な変化について詳細な検討が行われることは少なかった。本発表では、認知症高齢者の縦断的な体験の変化を検討するため、アルツハイマー型認知症と診断された1人の女性が、診断以前から書き続けてきた約20年分の日記を対象に、ドキュメント分析を行った。その結果、時間体験、関係性における自分自身の位置づけといった体験性の質的変化が生じていた。一方、自分の身体の痛みなどに関する体験は、初期から後期まで大きく変化せずに記述されるといった特徴も見出された。 |