教員情報 |
ナガタ アヤコ
永田 文子 所属 淑徳大学 看護栄養学部 看護学科 淑徳大学大学院 看護学研究科 看護学専攻 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2020/06 |
発表テーマ | 高齢者ケア施設における看取りケアを遺族が評価する尺度の信頼性と妥当性の検討 |
発表学会名 | 日本老年看護学会第25回学術集会 |
主催者 | 島根大学医学部看護学科 原祥子 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 島根 |
発表者・共同発表者 | 永田文子, 正木治恵, 川﨑洋平 |
概要 | 表面的妥当性を確認した高齢者ケア施設における看取りケアを遺族が評価する尺度を、予備調査を経て全国のターミナルケア加算を取得している介護老人保健施設700施設、看取り介護加算を取得している特別養護老人ホーム2,100施設に郵送にて研究協力依頼を行った。協力が得られた施設に研究対象者である遺族の選定を依頼し、質問紙の郵送をしてもらい、回答後は直接研究者に返送してもらった。介護老人保健施設21施設、特別養護老人ホーム52施設から協力が得られ、研究対象者は400人であった。すべての項目に回答がある126人を分析した結果、内的一貫性と再テスト法による再現可能性による信頼性の確認ができた。妥当性は、確認的因子分析による構造的妥当性、GDI短縮版との基準関連妥当性は確認できたが、弁別的妥当性は確認できなかった。本尺度は、入所者と家族のニーズにあわせた看取りケア、入所者と家族、職員間の相互作用のプロセス、入所者の認知機能障害に左右されない評価項目を含む尺度として開発し、信頼性と弁別的妥当性を除く妥当性は確認できた。 |