教員情報 |
ナガタ アヤコ
永田 文子 所属 淑徳大学 看護栄養学部 看護学科 淑徳大学大学院 看護学研究科 看護学専攻 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2021/08 |
発表テーマ | 重症患者の瞳孔測定に関する文献レビュー |
発表学会名 | 日本医療マネジメント学会第15回兵庫支部学術集会 |
主催者 | 赤穂市民病院 |
学会区分 | 地方学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 赤穂 |
発表者・共同発表者 | 永田文子, 川西千惠美, 飯田直美, 西村夏代, 福岡泰子, 掛田崇寛 |
概要 | 国内外の文献から瞳孔異常の早期発見につながる瞳孔測定方法を明らかにすることを研究目的とした。文献データベースの医中誌とPubmedを使い、原著論文、original studyで脳神経疾患と重症患者に関する文献を対象とし、医中誌は0件、Pubmedは7件を対象とした。
7件すべてで瞳孔測定に器械を使用していた。従来通りの手動測定は器械に比較して測定者間の誤差が大きいことが明らかになった。そのため、新人看護師や部署異動をしたばかりの瞳孔測定に慣れていない看護師には器械は便利なツールであると考えた。また、器械による瞳孔測定は心停止後の患者の予後予測やICP(頭蓋内圧)との関連が示唆され、器械による測定は医療者のみでなく家族の意思決定支援にもつながると考えた。 しかし、アジアでの研究は十分に実施されていないため、器械の導入に関して国内でさらに調査、検討が必要である。 |