教員情報 |
タケモト シンスケ
竹本 信介 所属 淑徳大学 コミュニティ政策学部 コミュニティ政策学科 職種 助教 |
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発表年月日 | 2016/05/21 |
発表テーマ | 戦後日本における外務官僚のキャリアパスー「政官関係」を考察する含意を求めてー |
発表学会名 | 日本行政学会 2016年度 研究会・総会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(招待・特別) |
単独共同区分 | 単独 |
概要 | 本報告は、拙稿「戦後日本における外務官僚のキャリアパス―誰が幹部になるのか―」での考察を基に行ったものである。主眼は、外務本省におけるキャリアパスの傾向性を明らかにすることである。検証の結果、省内最高位である事務次官に至るキャリアパスには、特定の6課長ポストを歴任することが重要な要素であることが確認された。このことは、外務省において幹部候補者が比較的早期に選抜され、その後の養成課程を経ている可能性を示している。本報告では、これらの知見を基に、外務官僚のキャリア形成過程を政官関係論の視点から捉えることの意義を論じ、さらなる研究の方向性を示した。 |